出会い、別れ

たまには自転車の話題から離れたことを書いてみます。

先日同窓生に久し振りに会って妙に昔を思い出したりしました。
中でも一番印象に残っている出来事は仲が良かったmanabuの突然の他界。

奴とは高校の同期。クラスは違ったけど妙に気が合ってよく一緒につるんで遊んでいた。
喧嘩が強くてタフガイで根性があって、そんなmanabuに魅力を感じていたのかも。

卒業してからもお互い札幌の学校に行っていてよく行き来していた。
いつの間にか同じ飲食業の世界に入って仕事をしていた。

最後に会ったのは亡くなる一週間前くらいだったかな？
私の店に奴と何人かの同級生が飲みに来て話したのが最後だった。

一週間後あいつは交通事故で逝ってしまった。
真夜中の単独事故だった・・・。

知らせを聞いたときはあんなタフな奴が死ぬもんか！なんて思っていたけど
自宅に行って遺体を見たときには痛々しくて涙が止まらなかった。

人との付き合いは永遠ではない、何時かは別れがやってくる。
当たり前の現実だけどあまりにも早すぎる別れだった。

肉親との別れも辛いものがあります。

4年前に父親が病気で他界しました。
59歳でした。

私にとっては実の父親ではありませんが（実の父は幼いときに亡くなってます）
長く一緒に暮らしていたので実の父親同然の関係でした。

無口で物静かな人でした。花や観葉植物が好きでいつも一生懸命手入れをしてた。
そんな父も59歳のまだまだ働き盛りなときにすい臓がんを患った。

検査の結果を母親と父と一緒に聞いた。
手術は出来ない、余命も3ヶ月程度だと言われた。

宣告を受けて病室に戻った父・・・しばらく無言でいたけど目から一筋の涙・・・。
声もかけることが出来なかった。

父が死んでしまうことよりも父自身が死を受け止めることがどんなに辛いんだろう
と思うと居ても立ってもいられなかった。

それから3ヶ月ほどで父は逝ってしまった。
最後に言った言葉は「うぢさ帰る（家に帰る）」だったそうです。

やっぱり自分の生まれ育ったところに帰りたいんでしょうね。

出会いがあればいつかは必ず別れがやってくる。
当たり前なことだけど早すぎる別れは辛いかな・・・。

でもそういう事を乗り越えて人は強くなって優しくなれる気がします。

なんだか今夜酔いすぎで色々書いてしまった。そろそろドロンします。

おやすみなさい(mー_ー)m.。o○ zZZZ

コメント 4

本当の別れを目前に迫っている人がいます。
どれほど辛いか、そして今、こうしているときも
本人は頑張って闘っています。
「会えば、別れる」
人生ってそんなもんだからこそ、精一杯やらなきゃですね。
だから後悔するなんて人生は、つまらないですよね。
両親や友人を亡くした事がないため感覚としてはわかりませんが
本人の気持ちは忘れたくないですね。
by ROY (2011-10-19 03:36) 

>ROYさん
病気と闘ってる人を見るのは本当に辛いね。
父も最期まで無口な人だった。でも時々話す低い声が
いまでも耳に残っている。

色々な別れや辛いことがあるけれどすべてを受け入れて
強く生きてゆくことが大事なんじゃないかと思う。

カッコ付けすぎかな・・・(^^;)



by ヒュック (2011-10-19 11:10) 

なんか昔を思い出させてしまいましたね
すいません
友人の告別式も終わり一区切りしました
これから友人の分まで全力で走って行こうかなと
考えてます
来年は今年以上に頑張りますよ！！！
by りゅうやまパパ (2011-10-19 22:18) 

＞りゅうやまパパ
故人を思い出すのはいい供養になると思いますよ。
同じ時間を過ごすことはもう出来ないけど
気持を共有することで亡き人とも繋がってゆけると
いつかのお坊さんの説法で聞いたことがあります。
全力で走り続けましょう！！
by ヒュック (2011-10-20 06:22)